氷河に削られて出来た1000ｍ級の山々や湖、流れ落ちる滝などが織り成す「グレンコー」の景観は思わず息を呑まずにはいられない、スコットランドのハイランドで最も美しいといわれる自然美エリア。

このエリアには、昔「グレンコーの大虐殺」と言われる悲しい歴史を秘めた場所。「グレンコー」はスコットランドの古い言語：ゲール語で「嘆きの谷」と言われ、イングランド王の命を受け派遣されたキャンベル氏族が、その土地の風習で暖かくもてなしたにもかかわらず、グレンコーのマクドナルド氏族を虐殺し、村の家々に火を放つという、悲惨な出来事が起こった。

そんな歴史を刻みながらも、ここを訪れる私達を雄大な自然と美しさで包み込んでくれます。

「アズカバンの囚人」ではハグリッドの小屋のロケ地、「炎のゴブレット」でもグレンコーの山々が背景として使われました。映画を通しても伝わる、あの美しさと雄大さ・・・この場所に、実際行って肌に感じれば、尚更、感動せずにはいられなくなるでしょう。