イギリスの栄華を支えたもう一つの姿。産業を物語る世界遺産「ブレナヴォン」
1788年に始まり、かつては製鉄業で栄えたこのエリアは、産業革命時のイギリスを支え、その産業遺産として、ユネスコの世界遺産にも登録されています。
アンカーポイントだった、「ビッグピット国立石炭博物館」、「ブレナヴォン製鉄所」や、「ポンティプール・ブレナヴォン鉄道」のほか、ブレナヴォンの歴史的に重要な山々にある古い作業場群などがあります。
1980年に炭坑が閉山されたあと、観光客向けの体験型ツアーを行っております。観光客はかつて使われていた姿をとどめている坑道を、鉱夫に扮して見学することができるようになっており、観光用の坑道としてはイギリスで最大級の規模を誇ります。
一般的に華やかなイメージを持つイギリス文化。しかしながら、華やかなイギリスを底から支えた、産業の世界。これもまた、イギリスのもう一つの顔。もっと深くイギリスを知りたい方々、是非訪れてみてはいかがでしょうか?