「グウィネズのエドワード1世の城郭と市壁」の城郭の一つとして世界遺産に登録された城。この城はチャールズ皇太子が戴冠式を行った場所としても知られる由緒正しい城です。

１２８３年に、エドワード１世によって建築され、48年という歳月と多額の資金を投じて造った城です。完全に軍事要塞としての機能を持ち、スノードニアを輪のように囲む「アイアンリング」と呼ばれる８つの城の中で最強の城と言われています。

概観を見ると、巨大で強い印象を受け、5つの門と6つの落とし格子を通れば、13世紀、ウェールズの反抗勢力からすれば、この城が、どれほど恐ろしいものであったか・・・

その反面、街を歩いてこの城を見上げると、その頼もしさゆえ、実に壮観ささえ、感じてやみません。