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イギリス版・万里の長城「ハドリアヌスの長城」

イギリスに侵攻したローマ軍が、スコットランドのケルト人・ピクト族の襲撃を防衛する目的で作られた城壁。

この城壁は、14代ローマ皇帝、ハドリアヌス帝により築かれ、西のカーライルから東のニューカッスル・アポン・タインまで、118キロにまで及んだとされています。当時は高さ5~6メートル、幅3メートルとされ、1マイルごとに「マイルキャッスル」と呼ばれる砦が築かれ、崖沿いや、急斜面の丘の上に築かれました。

実際には、当時のローマ皇帝が、北のスコットランド征服の為に、その上の防衛として作られたのか、それとも、北の民族を隔離するために作られたかは、未だ証明はされてはいないとのことですが・・・。

4世紀にローマ軍が撤退することになりますが、それ以降も、現地の人々によって、この長城は利用されてきました。結果、当時の完全な姿が失われることとなってしまいますが・・・現在は、世界遺産に登録され、大切に保管されています。砦に駐在していた、当時のローマ兵たちの生活を伺わせる、遺跡があり、博物館も設立されております。

 

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