2018年のWRCイベント・ラリーウェールズGB!!
盛り上がった2018年のラリーウェールズGB
こんにちは、イギリスどこでもツアーズの棟方です。
今回、2018年WRCイベント・ラリーウェールズGBへ行ってまいりました。
今回は、愛知県のWRCイベント誘致の関係で、下見に来られた方を案内いたしましたが、さてさて、今年のラリーウェールズGBは如何なものだったでしょうか?
以前は、ラリーウェールズGBは、シリーズの最終戦でしたので、11月に開催されていました。寒い、濡れる、汚れるが当たり前なのですが、近年は最終戦ではなくなったので、10月初旬開催、まだそんなに寒くなく、天候も崩れにくいので、大分観戦しやすくなっておりますね。
ラリーウェールズGBは、ウェールズの北からミッドウェールズの広い地域で行われるので、移動が長く、開かれるSS(スペシャルステージ・タイムアタック区間)は林道や山道なので、辺鄙なところになります。
観戦して回るにはコツが必要です。タイムスケジュールを見て、移動距離、交通の込み具合などを予測しながら廻ります。
さてさて、まずは最初のSS、ミッドウェールズの林道へ行きました。
今回は、ラリーの迫力を映像でも見せたいと思います。
コーナーで見ていましたが、砂ぼこりは来るわ、小石が飛んでくるわでちょっと痛かったかなー??
次のSS。同じミッドウェールズの林道にて。
林道には、たくさんの人々が来ていました。数年前に来た時より、人が多くなっていますね。
気温が温かく、日照時間が最終戦のころだった時より長いので、それでも多くの人々が押し寄せてきているのでしょうか?
今回、このイベントで驚いたのが・・・なんとスランデゥノの街中公道でSSをやっていたことです。
イギリスの法律では、たしか一般公道ではSS区間のようなスピード競技は出来なという法だったので、基本国有林か、私有地、軍の施設や飛行場などを使ってSSを開催しますが、海辺の道を封鎖して行われていたので驚きでした。
北ウェールズのWRCイベントへの熱意というのでしょうか?本気を感じました。
今回、沢山の観戦客も訪れており大盛況な感じでした。
最近のモータースポーツは世界的に冷え込んでいるなど、寂しいニュースが良く届きますが、今回のイベントを見ていると、まだ捨てたものではないなと。
今、トヨタ自動車のお膝元の愛知県が、このWRC日本開催のため、凄く頑張っておられるとのことで、豊田章夫社長も凄く力を入れて誘致に本腰を入れられているとか?流石レーシングドライバーですからね^^
今回の愛知県の職員でいらっしゃるお客様も、凄く前向きに今回のラリーウェールズGBをご覧になられて、日本でなんとかWRCイベントの誘致にと、奔走されております。
2019年度は残念ながら、WRC日本開催は叶わなかったですが、2020年は是非!!日本でラリージャパン開催を成功させていただきたいです!!
是非頑張ってください!!
あと、日本で若手ラリードライバーも世界ラウンドで活躍しております。愛知県出身の勝田貴元選手がおります。全日本ラリーチャンピオンの父を持つは、現在欧州にて、WRC2クラスで活躍しております。
あと、もう一人、以前にWRCワークスにもなった新井敏弘さんの息子さん、新井大輝選手。勝田選手と共にTOYOTA Gazooレーシングプログラムで、育成ドライバーとして選出され、同じく欧州にてWRC2で現在活躍しております。
若いドライバーが世界ラウンドで活躍しているのは、凄く喜ばしいことです。是非、彼ら応援のほど、よろしくお願いいたします!!
僕も小さな目標ですがラリー復帰のため頑張っていますので、よろしくお願いいたします!!