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食レポ in Bath

 

庶民的な店構えとは裏腹に出される芸術的なモダンブリティッシュ

 

こんにちは、イギリスどこでもツアーズの棟方です。

ローマンバースとして芸術的な建物で構成された芸術的な世界遺産の街・バース。

この街にある一見小さい感じの庶民的な店。お店のスタッフも気取らないフレンドリーな感じです。

しかし、ここで出される皿は、どれも洗練された芸術的なモダンブリティッシュ料理がいただけます。

僕のお気に入りのレストランで、バースなのでちょっと暇なとき遠出する感覚で行けちゃいますので、ツアー以外でも、プライベートでちょくちょく行きます。

それでは、今回は夏に行った時のコース&クリスマスコースをご紹介。

 

サマーの時期のコース(スミマセン、思い出しながら書いていますので、うろ覚えです)

 

☆付き出し:

玉ねぎなど根菜の唐揚げですね。3本の試験管がありますが、それぞれクリームソース、バジル系ソース、あと一本・・・何だったけ??これらのソースをつけながら食します。3つの味をそれぞれ、またはソースを混ぜながら食べても良し。何通りも味が楽しめます。

 

☆スープ:

えーっと・・・たしか・・・エビ系だったかな・・・とりあえずクリーム系スープだったと思います。チーズをまぶした揚げパンに付けながら食べます。

 

☆フィッシュディッシュ1:

 

イギリスでは、夏になるとカニがよく出てきます。さっぱりとしたカニフレークにお花が添えられているおしゃれなお皿です。お花も食べられます。確か・・・マヨネーズ系ソースと、赤かぶ系ペーストなどが周りに点々と置かれています。

 

☆フィッシュディッシュ2:

白身魚の下に多分パプリカのピクルス、何かのペーストに乗っています。周りはやはり泡立てたクリーム系ソース、バジルオイルが見た目にアクセントを醸し出しております。

 

☆お肉料理:

 

牛肉です。アンガス牛の上にゴマのサクッとした薄い煎餅、キノコとほうれん草と・・・ソースはクリーミーなソースですね。んーいろいろと忘れてますが大変おいしいという記憶ははっきりとあります。

 

☆デザート:

 

上にはアイスクリーム、クッキーを挟んで、下には漬けたプラム&何かのムース、ソースは漬けたプラムから出た甘酸っぱいソース。プラムの甘酸っぱさに、まろやかなアイスクリームとムース、パリパリ食感のクッキーと一緒に。

 

 

こちらからは・・・

クリスマスシーズン中に行きましたクリスマスコース

 

☆パンの皿:

こちら、パルメザンチーズパンとブラッディーマリーバター、チーズ風味の白豆ムース。パンに付けて食します。

 

☆付き出し:

これまた変わった木製の木の皿?に二股の木製フォーク(これどこで作っているのかな??)が立っています。

こちら、カリッとした玉ねぎとひよこ豆の唐揚げに角切りマンゴ、コリアンダー、ブラックライムマヨネーズが添えてあります。

 

☆スープ:

パープル・カリフラワークリームに糸状に細かくおろしたチーズがかかっています。そして黒いのがチョコレートマドレーヌ。カリフラワークリームにお菓子感覚を合わせて食べる面白い組み合わせですね。

 

☆フィッシュディッシュ:

エビの頭で作ったグレービーソースに、エビのすり身、きゅうりの漬物やレッドラディッシュ(小さい赤かぶ)、メープルシロップ味の亜麻仁のビスケットが添えてあります。これも見事なコンビネーションでした。

 

☆フィッシュディッシュ2:

焼きサバです。ソースはレッドペッパーソース。煮込んだナスを乗せて、チャービル(フレンチパセリ)に、苦めの葉っぱが添えてあります。

 

☆お肉料理:

アンガス牛のリブアイステーキです。ビーフの脂を使ったオランデーズソースがかかっています。下には、ホウレン草、キングオイスターマッシュルームとそのペーストが点々と皿を飾っております。牛肉にオランデーズソースを使うのは、ありそうで意外と見かけませんね。軽く酸味がきいていてクリーミーなソースに赤身の強いアンガス牛だから出来る組み合わせですね!!

 

☆チーズ料理:

オッチェリチーズを主役として、上にはコンフィットしたチョリソーの照り揚げ、下にはスライスされた砂糖漬けの梨、周りには砂糖漬けしたクルミやスライスした中国豆、そしてビール・ビネガーが撒かれています。一緒に食べると、甘み、しょっぱさ、酸味、香ばしさなどが見事に絡み合います。

 

☆デザート1:

見た目がプッチンプリン^^。まープリンなんですが・・・アンティチョークとニンジン、セラリアックがどこかで使われています。おそらく、プリンの下にあるピューレ、プリンの上に載っている台みたいなものがそうでしょうね。その上にはホワイトチョコレートシャーベットが乗っております。隣にあるのが、赤蕪のドーナッツ。

 

☆デザート2:

 

日本の綿菓子や~!!綿菓子の柱や~!!色も変だー!!その脇にある白い器に入っているのが、温かいベリーソース。そのベリーソースをこの綿菓子の柱にかけると・・・・綿菓子が溶けて中からベリーたちが現れました!!甘い綿菓子にベリーソースと中のベリーの酸っぱさが、ぶつかり合っていますよ~。

 

☆デザート3:

2本のワッフルコーンにそれぞれレーズンと大麦のアイスクリームが入っております。写真に見えるもう2本は紙を同じような形に丸めたもので、こちらにはそれぞれ、ドライフルーツ、ナッツが入っていおります。この変わった木製の皿の中心にある容器の中はブランデーバター。こちらをお好みでかけながら食します。

 

 

どの皿も、盛り付けがおしゃれですよね。そして遊び心が満載で、見ていても楽しいです。

しっかりとした味付けに多様な味を含ませるようなスタイルでしょうかね?ちょっとフレンチに近い感じでしょうか?

そして、皿の上の食材一つ一つの味を楽しみ、次にすべての食材を一緒に口に入れて食す。それぞれに違った調理をされた食材の味が、ぶつかり合って調和しあう・・・全て口に含ませたときにわかる各皿の凄さが解ります。(これ、基本モダンブリティッシュ系はこんな感じですね)

んーなんか名古屋のひつまぶしの要領ですね^^食べ方も工夫してみると、一つの皿からでも幾多の楽しみ方が増えますよね!!楽しいです。

 

大変おいしゅうございました!!ご馳走様です!!

 

 

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