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コロナウィルスについて。自分で出来ること、心がけること。1

猛威を振るうコロナ。でも一番厄介なもの・・・

 

こんにちは。イギリスどこでもツアーズの棟方です。

世界でパンデミックを起こしているコロナウィルス、連日の報道で皆様気が滅入っていらっしゃるのではないかと存じます。

日本では非常事態宣言が出され、イギリスでは外出禁止、春の麗らかな時期に外で遊べないなんて・・・本当に嫌になりますよね。

折角楽しみにしていたイギリス旅行が出来なくなり、お客様方、そして僕もとても悔しい思いをしているというのが現状です。

確かにコロナウィルス、大変恐ろしく感じていらっしゃる方が多いかと存じます。

ただ、僕はコロナウィルスの身体的危険性よりも、懸念しているのが人々が恐怖に完全に支配されることが強く感じられるんです。

僕は今、イギリスからの一時帰国で日本に滞在していて、全国でも比較的感染者数が少ない実家の青森におります。

それで・・・そんな青森いて、都会部含め日本全国のニュースやその他の場所から情報を仕入れながらいろいろと考えていますが・・・

 

 

それで、これは絶対心がけるべきことを私見ですが記載したいかと思います。

 

1・コロナウィルスに感染した人に対して攻撃的にならないこと。

青森では、感染者0をかなりの長い間キープしていたのですが、ある日突然、感染者が出てしまいましたね。

それで・・・・これは、感染者がいない地域が故に強く感じたことなのですが、感染者が出たことに対してすごく嫌悪感をあらわにする人々が周りに多かったんです。

実際、感染者に対して嫌がらせ電話があったとかの話も聞きます。感染者というだけで世間の目が冷ややかになる・・・これって、感染者を増やす行為になる・・・ということではないでしょうか?

もし、感染しているのではないか?と感じたとします。

でも感染すると新聞にデカデカと乗って、個人名は出さないが、デカデカと新聞の一面&裏面を飾ってしまう、そして職業、年齢、どこから来たなど必要以上に詳しく乗ってしまう(青森市で感染者が出たときに記載されたこと「消防員で千葉から移転した20代・・・」必要以上に詳しく乗せすぎ!!ここまで詳しく書かれたら誰が感染したが十分周りに知れてしまうのでは?青森市の公務員一名でいいだろと思う。)・・・・

世間の目が痛くなることにより、PCR検査を躊躇する人々も多いです。実際、僕もいろいろな方々と話をしますが、やはり「検査する勇気が出ない・・・」という会話をお互いしてしまいます。理由のほとんどは、コロナにかかっている事実より、世間の目や周辺に騒がれるのが嫌だという理由が強いんです。

そういう状況で、「風邪なのかな・・・?コロナなのかな・・・?」なんて思いながら悶々としてしまいます。このコロナの始末が悪いのが、無症状でも感染するところ。感染しても自覚症状がない人も沢山いますよね?

そんな状態ですと・・・やはり仕事があると行ったりしてしまいますよね?(仕事となると簡単に自粛できないこともあると思います)

それで、人々と接触する・・・他人に感染する→そのまま拡大する。といった縮図が出来上がってしまう。

もし、PCR検査をして「コロナだと判った」となった場合、皆様仕事もしっかり自粛しますよね?

 

自粛ということ・・・それは、感染者の方々だけでなく、非感染者の人々にもこの辺りしっかり心がける必要があるのではないかと思います。

感染者に攻撃的になる・・・でもこうした行動が、いつかは自分のところに返ってくる・・・その可能性を引き上げる行為ではないかと思います。

 

あと、よくテレビで病院で感染したという報道が出てきますが・・・医療従事者は、皆様のために最前線で戦っておられます。イギリスでは、そういった医療関係者は、仕事から帰ると近所の人たちが拍手で迎えるほど英雄のように扱われます。それが当然の事で、その方々に対して逆に感染者のように見て意地悪をしたらいけませんよー。

 

 

2.感染したからと言って自暴自棄になって悲観的にはならないこと。

コロナにかかったと判った途端、妙に嘆いてしまう・・・確かにコロナは大変な病気ですが、ほとんど治らないと言う訳ではないですよね?

実際、日本での数字のデータで出ている通り、重篤になる&致死率は絶望的に高いわけではないのではないかと思います。

むしろ、僕が思うに、無症状、軽症で済む方が大多数で、発表されているデータから更に日本ではまだ、PCR検査をしていない方が沢山いらっしゃると思いますので、実際はもっと無事でいらっしゃる方々が多いと思います。

ですので、感染したとなってもまだ嘆くのは早いと思います。(エボラ熱や狂犬病、17世紀のペストのように致死率が50%~100%といった病気ではないですし・・・)

病は気から・・・とはよく言ったものですが。

ただし・・・高齢の方、持病持ちの方、過去にヘビースモーカーだった時期のある方は、気を付けられた方がいいでしょうね。それでも・・・

感染しても気を強く持ってしっかりとした養生と、感染者を出さないように周辺にも心がけましょう!!

 

3.感染源は人から人のみにあらずという話。警戒するは人のみにあらず。

日本の場合、自粛要請が出てから暫く時間がたっているのに、逆に感染者数が急増しているちょっと奇妙な状況。

僕の見解では、PCRセンターが増えたりなど、検査するチャンスが増えて、いままで隠れていたのがどんどん炙り出されているから増えているのでは?と考えているのですが・・・(実際、体内で死んだウィルスからでも陽性反応がでるらしい)

その見解を抜きに考えて、基本自粛すれば減少するはずなのですが・・・いろいろ調べていると、一説では感染経路の内、人から人へ移るのは、10%~20%ではないかとの話もあります。

それでは、どこから移っているのか・・・??

物から人に感染していてそちらの割合が多いのではという話があります。

それで一番、公衆トイレがその危険地帯として挙げられておりますね。こちら、人が排便したあとに、水で流すのですが、結構飛散しているようで・・・壁などについているなどの話もあります。

あと、扉のノブや、スーパーの棚に並んでいる商品、携帯もそうですし、郵送物にも出来れば気を配った方がいいでしょうね。

ただ、そんなことを言ってしまうと、怖くてどこにも入れないんじゃないの!!ってなっちゃいますね。

ただ、正直ウィルスなんて完全に防ぎようがないので、その辺り腹をくくって、感染しないように最大限に心がける!!今自分の出来ることを最大限に努力、それこそが重要なんです。

研究によると、62度~71度のアルコール、過酸化水素0.5%が含まれる漂白剤、0.1%の次亜塩素酸ナトリウムが含まれる家庭用漂白剤で表面を消毒すれば、コロナウイルスは1分以内に不活性化する。SARS系のコロナウイルスは56度以上の環境で、15分ごとに1万個のウイルスが死ぬみたいです。

それで、手洗いしましょうって話になっているんですね。

でも前にも話しましたように感染したからと言って、落ち込まないように。

要するに・・・感染したら気持ちを切り替えて努力するしかないんです。一旦起こったことはどうにもならないのですから(汗)

 

4.お買い物は慎重に。品薄という言葉に対して敏感になりすぎないように。

やはり、今回見られる買占めという言葉。

トイレットペーパーなんか何故なくなるの・・・・??

デマが流れた結果かもしれませんが、これって、今まで通り皆様が必要になった分だけ買えば、品薄にはならないんですよ。毎日手に入るものなんです。

皆さん、落ち着きましょう。

そして、やっぱり一番問題視されているのが、マスクですね。

ドラックストアなどではマスクを販売するにあたって、店側は制限をかけています。それはなるべく多くの人に行き渡るためにやっていることは、皆さん判っていると思いますが・・・

ドラックストアの人と話すると、家族総出で代わる代わる何度も来たりして買占めをしようとする方がいるみたいです。実際、そんな方々・・・ドラックストアの人に顔覚えられていますよー。

マスクは、まず、咳などをして飛沫を他人にかけないための防御壁で「他人に感染させない」ためのアイテムなんですが・・・(そのほかに、マスクをかけることで、マスク内に湿気が溜まって、のどが潤ってウィルスが奥に入って行きづらくするという効果、あとは顔の面積を覆って、外から飛んでくる飛沫の防御壁という感じでしょうか?このあたり実際の効果はどれぐらいなのかなー?)

誰かが独り占めすることによって、多くの人がマスクを装着できず、その人々が間違って咳をして他人に飛沫をかけちゃう→感染する→拡大する・・・という構図が出来あがる。

マスク以外の場所に飛沫が飛ぶ・・・服にもかかってしまう・・・服にウィルスが付着して触って何かの拍子に口に入れてしまう・・・・マスクをつけたって感染してしまいます。(あと、ウィルスは小さいのでマスクの脇からでも何かの拍子に侵入する可能性も有りますよね?)

結果、自分に返ってくる可能性が出てきてしまいますよね。

消毒液も然り。

感染防止アイテムが、皆に行き渡ることが感染の可能性を少なくする、譲り合いの精神があなたを守ります。

あと、マスクが手に入らないからって、店の人を怒鳴らないように。そんなに思い詰めていると、ストレスで病気になっちゃいますよ。ストレスは万病のもと。負の連鎖も生みます。結果、免疫力も下がるので、コロナウィルスの思うつぼですよ。

マスクがなくても、感染すると決まったわけではないんですから。手に入らないものはしょうがない、次のチャンスを待て。ドシっと構えましょう。マスクがあるからって油断しない。マスクがなくてもその分気を付けて心がけましょう。

最後に・・・、店に行列をなして並んでいると、3密の内の2つ(密集、密着)の中に入りますからその辺りも考えてみてくださいね。(最近は、ソーシャルディスタンスという言葉が出てきていますが)

 

 

ちょっと長い話になてしまいましたが・・・

僕が言いたいこと、それは今回のコロナウィルス騒ぎで、完全に恐怖に支配されないこと。怖いのは恐怖から怒り、絶望が生まれたり、負の感情が新たな負の感情、そこから負の行動が生まれ、負の連鎖が生まれてしまうこと。スーパーで品薄の商品を取り合って喧嘩したり、マスクが貰えなかったからと言って怒鳴ったり・・・それも恐怖からくる負の連鎖でしょうね。

恐怖に支配された人々は、ストレスを抱え、笑わなくなり・・・免疫力が落ちてすぐ感染する・・・また、別の体調不良が生まれたり、更には精神病になったり・・・ストレスは万病のもとです。

そうですね・・・どのように脳内を整理するべきかといいますと、恐怖という言葉はよくないので・・・慎重さ50%&ポジティブさ50%で考え、行動すればいいかと思います。

人に対しては・・・実際はそれぞれの人の行動に寄りますのですべてには当てはまりませんが・・・基本、感染すること、されること自体は罪ではない。どのように心がけても、ウィルスは完全には防ぎようのないものです。大切なのは、感情的にならずに感染者も非感染者もしっかりとお互いを思いやれることが大切だと思います。

もちろん、人に感染させないようにするも思いやり。また、自分が感染しないようにするのも結果的に思いやり。

そして・・・頑張っても感染してしまったら開き直りも重要でしょうかね?^^(汗)ただ、「開き直り方」が重要ですね。思いやりをもって開き直ってくださいな。

 

こんな大変な時期ですが、皆様、しっかりと収束に向けて頑張っていきましょう!!

 

 

 

 

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