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コロナウィルスについて。自分で出来ること、心がけること。2

コロナに感染しない、感染しても戦える体づくりをしましょう!!

 

こんにちは。イギリスどこでもツアーズの棟方です。

さて、写真にあるこの人は誰でしょう?

この人は、「マクロファージ」さん。あなたの体を守ってくれる免疫細胞。ウィルスや細菌たちにとっては最も危険な存在ででしょうか?(笑)

こちらは、人気アニメの「はたらく細胞」に出てくる人物で、体の中にある細胞を擬人化して日々体内で何が起こっているのか?とても解りやすく、そして楽しく体のシステムを学ぶことが出来ます。

おススメです^^

今回の記事は、アニメのおススメの記事ではないのですが・・・新型コロナウィルスと必死に戦っている細胞たちを援助するために書かせていただきますね^^

 

皆さん、コロナウィルスのワクチンが出来ることを大変待ちわびているのではないでしょうか?

僕は医者や科学者ではございませんので、確信を持って言えるわけではないのですが・・・

コロナウィルスは、インフルエンザや風邪の仲間ですので変異します。今、有効とされるワクチンも聞かなくなる可能性も考えられるのではないかともいます。ましてや、ワクチンの実装に一年かかるとかって・・・この間にまたコロナウィルスも変異するんじゃないの?って考えちゃいます。

インフルエンザでも、A型、B型などいろいろあって、それぞれ有効なワクチンが違っていたりします。それは、新型コロナも変形するとそうなったりするようです。

そうなると・・・最終的に信用できるのは己の自然免疫のみとなります。実際、無症状、軽症になっている方々って、本来体がもつ自然免疫で撃退しちゃっているということですよね?(実際、無症状は病気になっている・・・とは言わないですよね。感染者というよりは保菌者って言い方の方がいいかもしれませんね)

先日のブログでも書きました通り、今やれることを最大限に努力する・・・これが重要と言いましたが、やはり、今自分たちが出来ることは、自然免疫を強くすることも一つではないでしょうか?

確かに、免疫力が弱い高齢者や持病持ちの方、手術をされている方、現在又は過去にヘビースモーカーだった方は、難しいかもしれませんが、それでも是非やっておくべきかと思いますよ。先も言いました通り最大限に努力するのが重要ですから・・・

 

それで、免疫力UPの行動について医者でない素人の持論ですが、いろいろと調べて勉強しました。参考までに書かせていただければ。

 

1・筋肉をつける(もし、抵抗がなければ適度な贅肉も必要ではないかなと)

今、自粛ムードで、スポーツジムも休業、家の中ですとなかなか運動難しいかなとは思いますが・・・室内でダンベルやバーベルがなくても自重トレーニングは出来ますよね?

さて、筋肉をつけるのがなぜウィルス撃退に役に立つの?ってところですが・・・

体が病気に感染したときに、病気と闘うために体がエネルギーを沢山消費します。インフルエンザよりも長い期間滞在する新型コロナウィルス、長い場合ですと2週間もの長い間、体内で免疫とウィルスが激戦を繰り広げます。体がエネルギーを失えば免疫軍は力を失い、ウィルス軍が侵攻を広げ至る所で悪さをします。

そのエネルギーはどこに沢山入っているか?

そう、筋肉です。筋肉は大きなエネルギーが貯蓄されている巨大な貯蔵庫なんです。戦術において、食料源の確保はとても重要です。これは、免疫軍とウィルス軍の戦争、コロナ戦は長期戦となりますのでその分、エネルギー源を大量に確保する必要が出てくる、その一番効率的なやり方が筋肉をつける・・・なんです。

あと、筋肉が増えれば体温が上がります。体温が上がると免疫力が上がります。それは、項目5で説明しますね。

あと、よく体脂肪率が10%を切っているマッチョさんたちって風邪をひきやすいみたいです。脂肪は体温低下を防ぎ、免疫力の防御壁の役割があります。低すぎると体温保持が難しくなり結果、免疫力を落とし風邪などの感染症を引き起こしてしまいます。

とはいえ、体脂肪率が高くなり肥満を起こすとご存じの通り、いろいろな体調不良が起こりますよね。免疫関連でも体の免疫反応の調整機能がおかしくなってしまうとの話もあります。

適切な体脂肪率は男性は10%~19%、女性は18%~29%と言われております。

あと、注意点で気を付けなければならないのが運動した後。運動した後は疲労しているため一時的に免疫力が下がります。しっかり体温を上げてその間のウィルス感染を防ぎましょう。

ちなみに、筋肉量を増やすに最も効率の良い運動は、胸筋、背筋、足の筋肉を鍛えること。要するに筋肉の面積が大きい部分を鍛える。腕立て伏せ、スクワットなんかがいいでしょうね。

皆さん、腹回りを気にされて、腹筋ばっかりしている人もいるかもしれませんが、とても非効率ですよ。腹筋を割りたければ、スクワットをしなさい!!スクワット万能ですよ!!あ、この記事は筋トレ解説の記事ではないので、ここでは止めておきます。

上記の事はどういうことかといいますと、体がウィルスとの長期間の戦いに堪える体を作れということですね!!

 

2・睡眠を十分とる。

睡眠時間が7時間未満の人は、8時間以上眠る人の3倍風邪にひきやすいと言われています。

免疫力は、睡眠中に維持・強化されるんですが、よく、病気にかかった時には眠気を誘発されますよね。それは、体の防衛システムが、ウィルスとの戦いに専念させるために、体の活動を止めエネルギーをなるべく免疫軍につぎ込むようにする自然の作用なんです。

睡眠には、自律神経がかかわってくるのですが、これは免疫の調整にも関係しています。

睡眠が不足するとストレスを強く感じるようになって、ストレス状態が長く続くと、自律神経のバランスが崩れてしまいます。自律神経がうまく働かないと、免疫力が落ちてウィルスに感染しやすくなります。

やはり、睡眠がしっかりしていないと、感染しやすい、病気が発症しても治りづらい・・・睡眠がとれない疲労状態では本当にダメですよね・・・

睡眠の質も重要で、寝つきが悪いとか夜中に目が覚めるなどで、睡眠時間全体の2〜8%が眠れなかっただけで、ぐっすり眠れた人に比べて約5倍も風邪をひきやすいというデータもあります。

睡眠の質を上げるには・・・適度な運動、ストレスのない生活、出来ればなるべくコンピューターのブルーライトを見ないこと・・・ですかね・・・。(でも、自粛中となると、厳しいでしょうね・・・仕事によってもテレワークが推奨されているのでなお更、難しいかもしれませんが・・・テレワーク、そして室内の暇つぶしとなると、ブルーライトは避けられない・・・)

睡眠時間も大切ですが睡眠の質、そのものを見つめなおし自己免疫力の強化を図りましょう!!

 

3・ストレスをためない。よく笑う。

ストレスは万病も元。特に自粛していると、ストレス溜まりまくっている人いると思いますが(インドア派の人は全く関係ないかもしれませんね)、ストレスは舐めたらいけません。

ストレスは、自律神経系、内分泌系(ホルモン)、免疫系などを介して、身体の反応として現れます。もし、ストレスが慢性的に、強く作用しつづけると、これらの反応が持続することとなり、身体の各部に器質的あるいは機能的な障害を引き起こします。

ちなみに、思いっきり笑うとパワーアップする強力な免疫細胞:NK細胞(ナチュラルキラー細胞)があります。一般の免疫細胞では手に負えないようなガン細胞や強力なウィルス、細菌をメッタメタに撃退する特殊部隊みたいなものでしょうか?

この人、本来はめっちゃ強いですが、笑っていない人の体内にいるこの人は、弱体化します。食事だけでなく心の栄養も必要とするので、是非、NK細胞さんにもキッチリ働いてもらうために心の栄養もしっかりと蓄えましょう!!

このコロナウィルス騒ぎで、恐怖に陥るとストレスとなって笑えなくなります。これこそ病原菌ウィルスやその他の細菌の思うつぼ。これは、体の健康にも悪い影響になり、ここでも負の連鎖が続いてしまいます。

 

4・日光を沢山浴びる。

日光を浴びるとビタミンDが体内で生成されます。

ビタミンDは、カルシウムの吸収や筋肉の合成を促したり、免疫の機能を調整・維持してくれます。体の中でホルモンのように働いて、体中の細胞にさまざまな指令を出す、重要な働きを担っているのです。

家の軒先などでもいいので、1日15分~20分、時間を作って日光浴出来るようになればいいですね!!

でも注意点としては、紫外線でしょうね。紫外線ケアーもするとベターでしょう。

ちなみに、ビタミンDは、お魚やキノコ系にたくさん含まれているとのことですよ。

 

5・体をなるべく温める。

体温は、高い方がいいんですよね。なぜかと言いますと血流がよくなるためです。ウィルスや細菌に感染したとき、体は熱を出します。なぜ熱を出すか?

免疫軍とウィルスや細菌軍が戦っている時、脳から免疫軍に援軍を送るために血流を増やすために熱を発します。

何故かといいますと、免疫細胞・白血球は血液の中に含まれています。その血液の流れを早くすることで、戦場が起きている炎症部分に多くの白血球を送り込む、そのために体温を上げて発熱させる・・・というのが体の防衛機能のシステムなんです。

ですので、熱が出ると解熱剤を飲むことって、すごくよくないこと。これ、よっぽどな事がないかぎり、やってはいけないことなんですね。コロナになって熱が出たから解熱剤を飲む・・・これ自殺行為ということになります。解熱剤を飲む場合は、お医者さんに相談してくださいね。

それで・・・どうするべきか?

まず結論では、もし可能なら、元気な状態で平熱体温37度を目指すことがよいとのことです。(平熱37度の人っているんですよ。知り合いにも数人います。彼ら、すごく元気です)

どこかの専門家の話ですと、体温が1度高くなると免疫力が40%アップすると言われています。

先も言いましたように、体温が高い=血流がよい=ウィルスが入り込んだところに大量に白血球を送り込める=免疫力が高いという構図が出来ますよね。

よく、歴史ロマンで、戦において知略をもって寡兵で大軍を破る・・・なーんてかっこよく聞こえますけど、免疫やウィルスの戦いにそんなものはないと思います。僕の想像ではただ単に、入り乱れて戦っているんじゃないでしょうかね?

要するに・・・大軍を引き連れれば引き連れるほど強いということなんですよねー。そのための体温アップ血流アップで免疫大軍を結成させるということですね。

ちなみに平熱が35度台の人は要注意!!脅すようですが、覿面にコロナウィルスの餌食になってしまいます!!体温を上げるために実践するべきでしょう。

さて、体温を上げるためにはどうするべきか?

まずは・・・

項目1にある筋肉をつける!!

筋肉は熱の発生源と言われていています。この仕組みを話をすると長くなってしまいますので、やめておきますが・・・エネルギーを代謝するときは熱を発します。この代謝を多く促すのが筋肉。筋肉量が多いと、自ずと体温が上がります。ホットヨガもいいかもしれませんねー。

 

お風呂に入る!!

お風呂に入ると当然体温が上がります。その時に流れる血流の速さは素晴らしいものです。お風呂は毎日一回は入ること。そしてしっかり湯船につかることです。そうすることで、体温がしっかり上がります。

あと、なるべくなら、外出した後にお風呂で綺麗に体を洗いましょう。外出すると体にウィルスが付着する機会が多いので、ウィルスは基本熱や湿気に弱いですし、外出後に、高温多湿なお風呂で、体をしっかり洗い流すことでウィルスを体表から殲滅することも。

実際、慎重な専門家は外出後、すぐにお風呂へ入っているみたいですよ。

 

腹巻などをする!!

結論としては、あったかい恰好をするということですね。でもポイントは「頭寒足熱」にする。腹巻きを含め下半身を重点的に、薄手の重ね着をするなど。特に肌着1枚で1℃違うと言われるので、発熱インナーや発熱タイツがあればベター。体を締め付けるような服は、血流の妨げになるので、避けるべき。意外なのは、足に靴下をするのって逆効果らしいですよ。

 

体温が低い朝、寝る前にお湯にショウガなどスパイスを入れた飲み物を!!

体温が低い時に体温UP・・・でもお湯だけだと一時的に体温が上がるだけでので、ショウガやスパイスを加えると、熱が持続します。

 

ちなみに、体温UPには以下の嬉しい効果もあります。

・基礎代謝が上がり、太りにくい体に
・ストレスに強く、病気になりにくい健康な体に
・新陳代謝が活発になり細胞レベルから若々しくアンチエイジングに
・エネルギーを消費する体になり、内臓脂肪の解消につながりメタボ対策に
・血行がよくなり血液量が増え、細胞に十分な酸素と栄養が供給される
・骨そしょう症の予防に
・腸のぜん動運動が活発になり、便秘や大腸がんの予防に
・脳の血行がよくなり、記憶力低下や認知症の予防に

是非、頑張て下さい!!

 

あ、ちなみに、注意点・・・先ほど平熱37度を目指すなんて言いましたけど・・・今、体温が37度超えると、疑われちゃいますよね(汗)社会的に肩身が狭くなるかもしれませんので・・・36.9度がベターかな・・・^^;

 

6・洗濯はこまめに。

慎重な感染症の専門家の人たちは、外出して帰ってきたら、まず、お風呂に入って、服を洗濯をしているとのことです。

実際、ウィルスは服にも付着しますので、そこから感染することもあります。外出でウィルスに晒されてきた服はこまめにしっかりと洗濯すること。ウィルスを付着させたまま放置しないことですね。

こういったことからも、感染リスクを無くしていきましょう!!

 

7・きちんとした食事をとる。

よく、「納豆がコロナに効く」「お茶がコロナに効く」とか話が出てきて、その都度「科学的根拠がない、デマでした」みたいな話が多く聞きます。

さてさて、「デマでした」という話、僕は嘘ともいえるし、本当ともいえる、という持論があります。

確かに「納豆」を取ってそのままコロナに有効とは言えないと思います・・・しかしながら、納豆などは免疫力アップの食材として知られています。「効くという科学的根拠がない」と言われたら、逆に「効かないという科学的根拠もないですよね」ではないでしょうか?

これって、日々の積み重ねだと思います。突発的に短期間で免疫食材を食べても、これでは効果は出ないと思います。中には、特効的に有効なものもあるとは思いますが、その辺りはあまり期待しないように日々、免疫UPするような健康食材を取り入れ、積み重ねていき強い体を作るもの。思い立ってその場だけで食べるものではないと思います。

免疫UPに有効な納豆やヨーグルトなどの発酵食品、ビタミン一杯のフルーツ、ミネラル、タンパク質、海藻、キノコ類、野菜など日々取り入れて、タンパク質、ビタミン、ミネラル、その他栄養成分含め、善玉菌なども取り入れて、これら食材のコンビネーションを取り入れ、来るウィルスの進攻に備え、体内の「働く細胞」たちに有利な戦いの準備・環境を整えて初めて効果をなすものではないでしょうか?

そうすることで「納豆やその他~~はコロナには効果ない」ではなく、普段からそれら栄養を取り入れ、地道に時間をかけ栄養のパズルを組み上げるように一つの対コロナ部隊を体内に完成させて効果をなすもの。

「コロナが流行っているから」ではなく、普段から心がけることですよ^^(実際恐ろしい病気はコロナだけではないですから。)

「ローマは一日にしてならず」

食は体の基本。これを軽視している人って不健康極まりない、免疫作りする以前の問題ではないかと思います。

これ、先の項目1の筋肉をつける話にも関係していて、肉体づくりは、食事で決まると言われるほどです。食事がビシッと決まった上で、そこにエクササイズ、睡眠という段階に入るんですよー。

(あ、ちなみに、肉体づくりで、マッチョになった、スリムになって目標達成したと言って辞めたら体型はすぐ元に戻ります。これも免疫作りと一緒です。実は一生続けないといけない無間地獄のようなものじゃないかなー・・・汗)

そうそう、よく言われるのが、日本人は魚と野菜を一杯取れって言われてますよね。

あと、重要なのは・・・腹八分目。

なぜ、風邪をひくと食欲がなくなるのでしょうか?それは、細菌との戦いにエネルギーをつぎ込むための体の防衛システムの働きなんです。要するに、食べ過ぎると胃腸の消化活動でかなりエネルギーを持っていかれてしまいます。脳が緊急事態宣言を発令して、消化活動のエネルギーを免疫活動に回すように仕向けるんですね。

体は、常にウィルスや細菌の危機に晒されています。要するに食べ過ぎすほどほどにすることで、無駄に食べ過ぎによる消化活動をさせないように、しっかり体を守れるようにすることでしょう。無駄に栄養を取りすぎても無駄ですし。

そしてもう一つのポイントですが・・・運動していない人は、3食しっかり取らない。

3食しっかり食べると消化・吸収のため胃腸に血液が集中し、排出に関わる臓器に血液が回らず、働きが低下します。血液がドロドロになって流れがよどみ、体温も低下。

3食の内どこかを、野菜ジュースメインにする工夫もいいかもしれませんね。免疫UPの野菜や果物などを使うのがいいでしょう。

最後に、出来たら、オーガニック食品を食すること・・・こちらも是非意識してみてください。実際に健康にも影響力強いですよー。

 

 

さてさて・・・

実のところ、上記すべての項目は結構リンクしていたりしますよね。まずはしっかりとした健康生活を。

頑張ってコロナに立ち向かって頑張りましょう!!

 

また、長い記事になってしまいました。次回もコロナウィルスについてのラスト版になります。

お付き合いいただければ幸いです!!

 

 

こちら、漫画(アニメにもなりました)「働く細胞」。医者さん方も注目するほどで、楽しく体の中のシステムを学ぶことが出来ます。お子さんたちと一緒に(あーでもちょっとバイオレンスな部分もあるので、お子様向けでないシーンもあるかもです)是非、見てみてくださいね。

 

 

 

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