メニュー

コロナウィルスについて。自分で出来ること、心がけること。3

 

コロナショックに備えて思う心構え

 

こんにちは、イギリスどこでもツアーズの棟方です。

さてさて、日本は非常事態宣言が解かれ、開放感が溢れてきているのかな?と思います。

皆様、外出自粛要請で室内で悶々としてきて、ちょっと疲れてきているのではないでしょうか?

まずは、青森の和菓子屋さん「松栄堂」さんが作っている「アマビエ」の上和菓子の写真を掲載しますね。

皆さんご存じの通り、アマビエは疫病を予言して、疫病が流行ったら自分の絵を書いて人々に見せなさいと告げ、そうすることによって疫病がなくなるという伝説から日本で流行りだしましたね。

そしてこちらも「松栄堂」さんが出しているアマビエのお菓子です。

 

アマビエ饅頭とアマビエクッキー。アマビエ饅頭の中はリンゴ餡が入っています。

そして・・・これは親せきが持ってきた、アマビエパンです。どこで買ってきたのかは不明。

そして、アマビエ4姉妹を並べてみました。

 

ということで、今回は和菓子ですが、早いコロナ収束を願ってトップピクチャーに出していただきました。

 

序に、青森では、「アマビエねぷた」というものも販売しております。かわいいので是非検索してみてください。

今年は、青森のねぶたが中止という寂しい夏を迎えることなりますが・・・来年はオリンピック共々、ねぶたも開催されるように!!

 

こちらは、抹茶を立ててアマビエの和菓子で小茶会の映像。新たなイギリスどこでもツアーズの営業部長「ゴンパチ2世」が虎視眈々と狙っております。

 

という感じで、青森で緩ーく自粛気味生活を送っていました。

 

それで先日、日本よりイギリスに帰国いたしましたが、イギリスの事態は未だ深刻なようで・・・。

スーパーはどこも入場人数制限をかけておりまして、列を作っています。僕がいつも行くファームショップはカントリーサイドですので、そんなに列はなしてはおりませんが、ちょっとシティーのスーパーでは長蛇の列が出来ているようです。

列に並んでようやく店内へ入ると、その中はガラガラです。外はそれでも長蛇の列。場所によっては入り口から一方通行になっており、お求めの品のセクションをあわや通り過ぎると戻れないので、又外へ出て再度列に並ぶ・・・実に不便です。

 

さてさて、今回は経済面の視点からお話ししようかと存じます。

 

感染拡大も怖いですが、他方で恐ろしいのは経済ダメージによって、人々が生活困難に陥る事。この影響で多くの方が生きる術を失ってしまうことです。

日本では政府より緊急事態宣言が解かれ、大分外出する人が出てきたのではないでしょうか?社会が回ってきた実感が出てきていれば嬉しいですね!!

ただ、その中でも連日感染者数が、東京で二桁行きましたなんて報道されているようで・・・それで、またヒヤヒヤしている人々がいらっしゃるのではないかなと思います。

ちなみに、イギリスは毎日300人がお亡くなりになる状況です。まだまだ、落ち着くまで時間がかかるのかなと・・・(涙)

それでも・・・実際、日本よりはるかに深刻なイギリス、アメリカ、ロシア、ヨーロッパ各国も経済再開に向けて動き出しています。

イギリスは、ローラアシュレイ、航空会社フライビーをはじめとする大手の経営破綻、キャスキッドソンが日本で破綻し迷走するなど、その他大勢の会社が国内で破綻、実際に状況は、日本よりも酷い状態ですね・・・

当然、イギリスは日本より更に長い間、完全外出禁止令を出して2か月以上続けていますから・・・それゆえの弊害はもっと出てくるでしょうね・・・

ただ、自粛ですべて止まった状態ですと、経済が失墜することにより会社の倒産が相次ぎ、失業が増え、雇用も悪くなる=多くの方々が食べていけなくなり、結果生活が出来なくなる→多くの自殺者などによる死亡者が多発するということや、犯罪も増えるということなどなど、社会の崩壊が懸念される・・・(実際、日本においては経済による影響での死亡者は、感染による死亡者より大きく上回ると予想されます。)

それは各国の首脳たちもそのボーダーラインを見極めてきたということでしょう。

ようするに・・・大昔でも農耕、狩猟生活の時代、疫病が流行っているとしても農作業、狩りなどずっと手を休めていると食べることも出来ずに餓死するだけで、(もちろん食べなければ、体が弱ってすぐ感染しますし。悪循環になります)いつかは手に鍬を抱え、釣り竿や弓を取って向かっていかなければなりません。

それは、現在の近代的な社会でも同じことが言えるのではないかと思います。私たちは作物を作り、採掘し、会社経営をしたり、従業員として働いたり、投資したりと社会活動において勤労することで、社会を回していかなくてはならない・・・

そして、お買い物やサービスを受けて消費をして、社会経済を回していかなければならない・・・・

要するに、人間の生活はいつまでも止めることが出来ない、いつまでも自粛して引きこもっていられないのかな・・・と考えさせられます。

 

実際大変になるのはこれからだと推測しています。それはコロナの感染より、コロナショックから来る経済の方でヤバくなると思います。

やはり、会社が多数倒産する、残った会社も資金がなくなり従業員を解雇しなければならない、そんな状況の中で再就職は凄く厳しくなります。

そうなると・・・収入がなくなる恐怖って凄いもので・・・僕もビジネスを始めた15年ぐらい前でしょうか、当時は自動車関係のビジネスから始め、ホヤホヤの経営者としてゼロ資金から始めたのですが、やはり素人だったこともあり、資金難になり、お家が自動車という生活をしていたこともありました。資金難で凄くひっ迫していた時期がありましたが、本当にヒヤヒヤ生活でした・・・。(現在は、僕とツアーを楽しんでいただけた各お客様方のおかげで、本当にいい暮らしをさせていただくことが出来ています。本当に大感謝です!!)

もし皆様、ある日、倒産又は解雇されて収入がなくなり、再就職も難しい状態で、家計がひっ迫した時にどう思うのか・・・今、世界中の人々はその瀬戸際に、いやもう既にそうなっている人も多数おり、入り口に入っている状態ではないでしょうか・・・?

歴史を見てもスペイン風邪の後に来た世界大恐慌では、世界で25%の失業率(国によっては40%)を出してしまいました。この数値は他人事ではなくなると思います。

実際、歴史は繰り返すと言って、このコロナショックも例外ではなく、世界でこの闇(経済恐慌)へ引きずり込まれているのを僕は感じています。

まだ、入り口に入ったばかり(と僕は思う)の日本経済、このまま、そんな深い闇の中へまだ入って行くような政策を取っている地域(あー、皆さん、もう想像が付きますかね・・・俗にいう闇のデスロードマップってやつ・・・汗)がありますが、僕の素人目ではありますが、いろいろなコロナの統計・情報を見ている限りでは、日本の場合は、もう引き返えしてもいいのではないかと思います。

僕が過去に経験した「資金がヒヤヒヤ状態」、病気になっても気にならなくなってしまうほど怖かったので。皆様が体験することが無い様に!!

 

今回、イギリスの同業者、ティールーム、レストランやアクティビティーなどお付き合いしている方々とコロナショックのこの状況下、連絡をしながら励ましあっている感じですが・・・・

その中でも、コロナウィルスで改めて自然の力は人間にも及ぶものであることを考えさせられた・・・というメッセージを頂きました。

基本イギリスは天災はほとんどない国故に、今回のコロナウィルスは凄く感じ取ったのだろうと思います。

今回のコロナは、一説では中国の人口兵器説(俗にいう陰謀論ですねー)もありますが、疫病をもたらす菌や寄生虫、ウィルスも自然界の中に生きる存在であり、自然界万物の生き物は、生き残りをかけて日々戦っているように、彼らも種の生き残りをかけている・・・

生物はそれぞれの違った生き方を見出して、自然界における種を残すために戦っている・・・、ちなみにウィルスの歴史は人類史以前、恐竜史以前より存在していると言われており、自分たちだけでは、独立して生きていけないので、他の生物に寄生して生きる方法を選んだ生き物。

今回は、その彼らに人類が標的となった形。自然界の弱肉強食の中に入ってしまったことと僕は感じました。(実際は、以前から人類は常にインフルエンザ等、他のウィルスの攻撃を受けているのですが)

自然界において人間も、場合によって淘汰される側になるということでしょう。大自然は恵みを与えますが、試練を与える存在でもあり、必ずしもいつも人間の味方であり続けることはないということ。

いつかは、僕らも淘汰される標的になる・・・そうなった場合に打ち勝てるぐらい強くいられるように日々心掛けて生きていかなければならないということでしょう。

あと、勝てない!!と思ったら思い切って逃げるのも策の一つ「逃げるが勝ち」。コロナに関しては、お年寄り、持病のある方は、しっかりと自粛する・・・しかないのかな・・・??

ただ、人々は生活をしていかなければならない、自粛でいつまでも避難していてもライフは始まらない、ライフはゼロリスクでは送れないと思います。

そして、今回起ったこの「悪い出来事」を悪い出来事のまま終わらせない、ここからいかに学ぶか・・・雨降ったらどのように地を固めるか・・・タロットカードの「悪魔」をどのようにして逆位置にさせるか・・・そうなるように、努力しながら、又はみんなで助け合いが出来たらいいですね!!

(ただ、コロナでご他界された方にはそれが出来ないこと、このようなことを言うのは大変心苦しく思います‥‥悲)

そして、今回のコロナ騒動で人類が淘汰される標的になったことにより、人々の心の中に生まれる「恐怖」という負の情念も渦巻いていたなーと僕は感じました。

「恐怖」から生まれた物=人を差別、中傷、冒涜の氾濫、妬み=人々の精神もパンデミックしてしまうといった悲しい事態も様々ありましたね。

この「恐怖」に完全に憑りつかれ暴走をする様は・・・なんか悲しくなりましたね。

そこで、皆さん、気持ちを「恐怖」の域入る前に「慎重」「冷静」になれるよう努力いたしませんか?

よく言われる「正しく恐れよ」は「慎重」になり、そして「冷静」になり今ある現実を正しく見て考える力を身に着け、行動するということ。

逆に「問題ねーよ」「関係ないよねー」なんて警戒心0でいるのも問題。

結論としては、「慎重」50%、「ポジティブ」50%で心持をする。

 

それには、知識を身に着けること。これから起こりうること、情報をいろいろと集めて考えてみてください。昨今、インターネットなどでもいろいろな情報が流れていて、各データなども見ることが出来ます。

連日の報道に敏感になり過ぎて「恐怖」せず、「慎重」「冷静」にしっかりと情報を集め知識を付けて事態をしっかりと見据え考えること。

報道に敏感になり過ぎて皆様が恐怖すると、マスメディアの皆さんも一時的に視聴率は稼げるかと思いますが、今回のケース、人々が恐怖する=自粛ムードになると、各企業が資金難になり番組の協賛、提供がなくなる=テレビ局にとって死活問題になるので、面白い番組が見れなくなってしまいますね・・・・(^^;)

 

そして、国や各地方団体の政策に対して国民がしっかりと声を上げることも必要じゃないかと思います。それが民主主義というやつですね!!

 

まずは、僕のいるイギリス含め欧米諸国の感染状況は厳しいですが、それに比べると日本はまだまだ、傷は浅いと思います。これからしっかりと立ち直れるように、しっかり頑張っていきましょう!!

 

僕らイギリスサイドも踏ん張って頑張りますぞ!!負けませんよぉー(^^)

 

 

 

最新情報一覧へ戻る