紅茶と食べ合わせについて・・・
紅茶をもっと楽しむ飲み合わせは・・・?
こんにちは、イギリスどこでもツアーズの棟方です。
先日、真っ赤な紅茶と真っ青な紅茶を淹れました。
え・・・・??
青い紅茶・・・??え?人口着色料やないか??と思いますでしょう?
これ、自然の色です。
タイ原産のアンチャンという天然マメ科の植物の花から出る色なんです。
アンチャンは、タイの強い日差しから身を守るために、ポリフェノール(主にアントシアニン)を花に蓄えるんです。
ポリフェノールは、紫外線やウィルス予防、その中でもアントシアニンは、視覚機能の改善や眼病予防、メタボリックシンドロームの改善、花粉症予防にもなります。
でも、この青い色なんですが・・・陶器の器に入れるより、透明なガラスの器に入れるべきでしたね~・・・裏地が白い陶器だと濁って見えてしまいます・・・ガラスの器に入れると凄く綺麗な色になるんですよ~^^
実際、写真では解りずらいのですが・・・真っ赤な紅茶の方も、かなり鮮やかな色で、人口着色料に見えちゃうんですが・・・これも自然の色です。
こちらは、タイ原産の植物で、ガチアップというアオイ科の植物のお花のガクと蕾から出た色です。同じく、タイの強い日差しから作られた、ポリフェノールがたくさん含まれています。
さてさて、前置きが少し長くなりましたが・・・本題と行きましょう。
よく食事との飲み合わせで、お酒やワインなどがよく言われますが、もちろんお茶にもありますよね。特にお酒が飲めない僕にとってはお茶がメインになってしまいます。
これは僕が独学ゆえの経験からですので・・・人それぞれ感覚も違いますし、あくまで一意見として参考までに・・・
まず、チョコレート系には・・・アールグレイ。
やっぱり柑橘の香りはチョコレートに合います^^よくチョコレートにオレンジピールが入っていたり、チョコレートに紅茶風味を入れた製品は、やっぱりアールグレイが使われている製品を多く見かけますよね。
次は、チーズや乳製品・・・これはアッサムやケニアじゃないかなと思います。
やっぱり、ミルクティーにする系は、乳製品とも合うんやな~^^なんて考えちゃいましたね。特に癖の強いチーズは、アッサムやケニアのような、しっかりとしたコクや風味がある紅茶でないと負けちゃいますからね・・・。
アッサムはフルーツ系にも合うと思いました。コクがあり、香りもしっかりとした感じが実に相性いいですね!!
こちらは、旬の桃を丸ごと使って、キャラメル・クリームなどを組み合わせた、季節限定のケーキなのですが、アッサムとの相性が良かったでした。ちなみに、フルーツにはウバもとても合うと思いましたよ^^
さて、次は日本ではよく和菓子も食べますが、和菓子ときたら緑茶やほうじ茶など日本茶系でしょ~・・・なんて思う方が一般的ではないでしょうか?僕もそう思います。
しかし、今回は紅茶がお題ですので・・・紅茶で攻めるなら・・・・ダージリン!!だと思います。
日本茶に近い感じがするのってダージリンかなーと思うんですよね。一般的にミルク厳禁なんて言われるのも日本茶と一緒で、独特で繊細なマイルドな香りが、和菓子の味を引き立ててくれると思います。
次は・・・
超ビッグハンバーガー!!はい、このウェスタンな食べ物には・・・ウバや~と思いました。
肉汁溢れるものには、ジューシーさに対抗できるしっかりとした強い味と、そして脂身の強いものには、しっかりとした風味の中に爽快な渋みでスーッとした感じをもつウバがいいなーと思います。
ちなみに・・・ラプサンスーチョンもおススメだと思います。特にスモークされたベーコンなどがあると、ラプサンの強い癖が見事にぶつかり合うことで生まれるハーモニーというのでしょうか?スモークとスモークのぶつかり合いですね。
ウバorラプサン、ウェスタン系フードとのハーモニーの違いを言うなれば・・・包み込むウバに対して、ぶつかり合うラプサン・・・違ったハーモニーのを楽しむのも一興かと^^
肉に限らず、お魚系でも行けると思いますよ。スモークサーモンとか。
今度はアジア料理系ですね。
これ、先日作ったよだれ鶏ですね~・・・中国料理、タイ料理やベトナム料理も含め、アジア料理系には・・・ラプサンスーチョン、ウンナン、キーナム等、中国系の紅茶ですね。やっぱりオリエントな香りが、オリエントの料理に合うんでしょうね^^
同じアジア系でも、カレー系には、ミルクと相性がいい紅茶を使ったミルクティーですね^^
だって、カレーには牛乳が合いますもん^^となると、やっぱりチャイがベストだと思うのですが・・・とにかく、ミルクを大量に使う。
そうなるとミルクをドバっと入れたビルダーティーがよろしいかと^^(ビルダーティーとは、思いっきり濃く入れた紅茶に、ミルクをドバッと入れて砂糖もドバっといれる紅茶です。よく工事現場等の重労働者の方がやる淹れ方です)
ミルクのまろやかさと砂糖の甘さで、香辛料一杯の口の中を優しくケアーしてもらいましょう^^なーんて・・・ことでしょうか??
今回は大雑把に、僕個人の感性で書かせていただきましたが、皆さん如何でしょうか?
和菓子や、カレー、ウェスタンやアジアンなど、同じ分類の料理でも多種多様ですし、さらに言えば、人の好みも多種多様です。
一般的に紅茶は、スイーツと組み合わせるものと考えられていると思いますが、チーズや肉、魚、野菜を使った料理、またウェスタン、アジアン、アラビックの料理など、違ったジャンルを組み合わせることによって、紅茶の楽しみ方が更に広がるのではないかなと思います。
紅茶のみならず、ハーブティー、日本茶、中国茶等など、お茶を使った食べ合わせ、是非、皆様と協議が出来たら楽しいだろうな~と思います!!